地域を支える存在で在り続けるために、挑戦を続けます
共立寝具株式会社

ABOUT 会社紹介

地域の為・日本の為に、できること・すべきことをする。それが私たちの使命です。

■会社の成り立ちと、創業時からの想い 共立寝具株式会社はホテル・病院・介護施設等のリネンサプライ事業を行っており、現在の副社長の祖父にあたる久保栄三が創業した弘前ドライクリーニング㈱のクリーニング事業を独立させてできた会社です。工場作業員として戦地で働いていた創業者は、戦争を経験し人の生死を目の当たりにする環境の中で、「自分が生きる意味」を考え続けました。そして、「地域のため、日本のために出来ること・すべきことをする」ということ使命とし、それをずっと守ってきました。当社にもその想いは引き継がれており、”自分たちができることを考え、企業・地域共に成長していける世界”をこれからもつくっていきます。 ■「クリーニング」事業が社会から求めれていること 創業時から変わらぬ、一点一点の衣類に時間をかけてでも丁寧に汚れを落とし、綺麗な状態にする職人達の技術は、当社の誇りです。数十年前より、大手クリーニングチェーンが地域に参入し「とにかく安く、早く仕上がることが価値」という時代の流れがありました。当社も価格競争に負けぬよう、日本初の機械を導入し効率化を図る事で価格を抑える取り組みをする等の設備投資も行ってきました。そして今。SDGsなど持続可能な事業が求められる中で大事にしていくのは「人を育てていく」ということ。安いだけでも選ばれない、かといって質を求めるだけでは事業として成り立たない中で、世の中から求められる価値・価格とは何かを考え続けるのは「人」の役割。時代の流れを読み、人が求めることを理解し、この会社としての「正解」を共に考え続けられる人と共に、これからの会社を作っていきたいと考えています。 ■利益を追求するよりも大切なことがある お客さまから「共立寝具さんは、在庫そんなに置いていってくれるの?ありがたい!」と驚かれることがあります。実はこの言葉が“私たちらしさ”であると考えています。利益を重視するのであれば、在庫は最小限に、施設側でやりくりしてもらうというのが業界の一般的な考え方。ですが、私たちは「お客さま側が困ることを避けたい」という想いから、常にリネン庫には多めに補充しています。利益の最大化よりも、目の前のお客様や、施設の利用者様のことを第一に考えた行動は、今後も大切にしていきたい当社らしさです。

BUSINESS 事業内容

リネン類のトータルパートナーとして、地域の病院や施設などの衛生インフラを担っています。

白衣・看護衣のクリーニング
グループ会社である”弘前ドライ”と提携し、白衣に目立つ胸ポケットのペン染み等、気になる汚れもキレイに落とし、お手元にお届けします。
リネン(寝具類)のリース・メンテナンス
病院の患者様や施設のご利用者様の毎日に欠かせないシーツ・タオル等を、病院専門工場で洗濯・消毒し、お客様にお届けしています。在庫管理も当社で行います。「必要な物を必要な分だけ、衛生・快適に」を大切にしています。
医療・介護用品の物販
各種紙オムツや尿とりパッド等の介護消耗品から、病院や施設で使うペーパータオルなどを販売しています。
下着類や私物のクリーニング
病院の患者様や施設利用者様の毎日の衣服のクリーニング。下着類はもちろん、グループ会社である”弘前ドライ”と提携し、一般の洗いが難しい品物もお受けしています。一点一点確認し、確実にお客様へ届くよう丁寧に取り扱います。

WORK 仕事紹介

お客様の要望にスピーディに対応していくため、チームワークを重要視しています

コミュニケーションを大切にするルート営集(集配・回収)
病院や福祉施設にリネン製品(シーツなどの寝具類)や介護商品をお届けするとともに、お客様のニーズもヒアリングしています。また、一般家庭・学校などへの寝具類の集配・集金などの業務も行っています。 ★現在、配送スタッフは19名。19ある集配ルートをスタッフ同士協力しながら、日々お客様の元へ商品を届けています!自分のルートが終わったら業務終了ではなく、まだ仕事を終えていない仲間をフォローしに行くなど、仲間想いのスタッフばかりです。
営業をサポート!営業アシスタント(内勤)
社内にて商品管理・営業サポートを担っています。担当営業から電話やメールで発注内容を受け取り、お客様のご要望に合った商品の出荷準備、受発注管理を担っています。 勤続年数の浅い人、長い人。子育て真っ最中で仕事と両立させている人、子育てが落ち着きつつあり、仕事の比重を増やしている人。複数名で仕事を分担しながら進めているので、お互いの状況を共有し、サポートし合いながら業務を行っています。
リネンサプライのコンサルティング営業
担当する施設の状況・環境・要望をお聞きし、当社としてどのような関わりが出来るかを提案すること。規模の大きい総合病院に関しては入札で決めることもあり、入札に向けた調査・資料作成なども営業の業務の一環となります。 決まった商品を売る営業でなく、お客様毎に状況や課題をお聞きし、それを解決できるような提案を行う「コンサルティング×営業」です。

INTERVIEW インタビュー

取締役副社長 久保栄一郎
共立寝具㈱はどんな会社ですか?
創業の祖父の代に時代の要請から生まれた会社です。地域のお客様にとって「必要とされ続けてきた存在」だからこそ今の会社があると感じています。祖父と共に、クリーニング技術の礎を築いてくださった職人さん達、そして2代目の父が時代の流れに揉まれながら模索した機械化と効率化。そして、3代目の私が次にそのバトンを受け取ります。
クリーニングを通じ、お客様に届けたい想いとは
昨年、会社としての新たな取り組みとして、衣類を水と天然石鹸・重曹で洗う「one more」というサービスを始めました。 ドライクリーニングとは、水ではなく工業用ガソリンで服を洗うことです。 メリットは、服が縮んだり、傷まないこと、早く簡単にできること。 デメリットは、特有の石油くささがあったり、ちゃんと乾燥しないと皮膚トラブルの原因となること。 さらに、汗などの水溶性の汚れが落ちずに服に蓄積していってしまうことが悩みでした。 今のクリーニングは生まれたばかりの赤ちゃんや肌が弱いお子さん、全ての人にとって自信を持って安心です!!といえる物なのだろうか... その思いから、私たちは新しいクリーニングの開発に着手しました。 この取り組みは、見え方によってはドライクリーニングを行ってきた自分達のやり方を自己否定するかのようなものに見えるかもしれません。でも、お客様のことを思い、本来のクリーニングの在り方を思うと、このような選択肢も社会へと提示してみたかった。資金集めのためというよりは、サービスの広報のために行ったクラウドファンディングでは目標金額の889%を達成する形となりました。私たちの想定以上に、お客様から支持されるサービスであったことに驚きと共に嬉しさを感じており、今後もこのサービスを育てていきたいと考えています。
今後のビジョンを教えてください。
これからの会社経営は「持続可能な社会の実現」と「経済合理性」を両立させていくことが求められています。 そのなかで私が目指す会社経営の在り方は「人の育成」を真ん中に据えること。今後ますます、「答えのない社会」になる中、考えること、試行錯誤していくことはAIには代替できません。 クリーニング業界における答えは何か?私たちの会社にとっての今出すべき答えは何か?を、共に考え共に答えを出そうと出来る人材を育てていきたいと考えています。私たちと共に、これからの社会に必要とされることは何か?を考え、模索していきましょう。